蒼白者 A Pale Woman

監督:常本琢招

韓国映画界注目の人気若手女優「キム・コッビ」 (『息もできない』)、制作費数百万円の自主制作映画にまさかの主演!日本のインディペンデント映画作りに新たな方向性を開いた本作の内容は・・・大阪を舞台に、血と硝煙の中で「絶対の愛」を貫く韓国人女性を描いたメロ・ノワール。

あらすじ

ヒロイン・キムが日本に戻ってきた。最愛の男・シュウを汚れた世界から救い出すために。

 

キムとシュウは幼いころ、一緒に育った。キムの母・フミは前夫(キムの実父)の死後、のし上がるために単身大阪へ渡った。夜の仕事で知り合った食肉卸問屋を経営する闇社会の老人・平山の後妻の座を射止め、その平山が倒れて植物状態となった後、フミは社長として家業はもちろんのこと、ワケありのヤバい仕事にも辣腕をふるっていた。

 

その平山家に貰われてきたシュウ。シュウは将来有望なピアニストとして将来を嘱望された子供だった。そんな彼に少女時代から熱烈な恋心を抱いていたキム。しかしある事件が起こり、キムは韓国に送られ、シュウは聴力を失って将来を断たれた・・・

 

そして現在、ピアニストの夢をあきらめたシュウは平山家でヤバい仕事を手伝っている。そんなシュウを幸せにできるのは私しかいない・・・

再会して自分の揺るがない気持ちを確信したキム。

 

キムは、平山家に戻り、ある計画を実行し始める。シュウを救い出すための危険な計画。

それをためらうことなく進めていくキム。しかしその行く手には、大きな試練が待っていた・・・

 

キャスト

 

キム・コッビ(『息もできない』)

 

忍成修吾(『ヘヴンズ ストーリー』)

 

木村啓介

長宗我部陽子(『姉ちゃん、ホトホトさまの蠱(こ)を使う』)

宮田亜紀(『先生を流産させる会』)

 

李勝利

大山果

井上俊和

江口直弥

アンディ岸本

山口しん

 

西本利久(子役)

下山天(子役)

 

渡辺護(特別出演)

 

中川安奈(『敦煌』『Aサインデイズ』『CURE』)

 

2012年/日本/90分 

スタッフ

製作;佐々木孝 岩井正幸 常本家 

ラインプロデユーサー;菊池正和

原案・監督;常本琢招 

脚本;木田紀生 (『バトルロワイヤルⅡ 鎮魂歌』、『ワルボロ』、『銀のエンゼル』)

撮影;福本淳 (『つやのよる』等、行定勲作品、『ラビット・ホラー3D』、『TOKYO!』ポン・ジュノ編)

照明;木村匡博(『BECK』、『セイジ-陸の魚-』『ロストクライム-閃光-』)

音楽;竹内一弘

録音:光地拓郎

美術;宇山隆之

編集;タク・ツネモト

メイク;奥村裕子

助監督;黒川幸則

監督助手;地良太浩之 佐野真規

制作進行:加藤綾佳、中島知香

 

監督プロフィール

常本琢招

常本琢招(つねもと たくあき)

 

1963年宮城県仙台市生まれ。85年、福島大学在学中に制作した8ミリ作品『にっぽにーず・がーる』で、ぴあフィルムフェスティバル入選。上京し助監督として廣木隆一監督らに師事。90年『制服本番 おしえて!』で監督デビュー。福間健二氏、四方田犬彦氏らに絶賛される。

以降、主にビデオオリジナルシネマを制作。02年よりはテレビディレクターとしての仕事も続けるが、その間も『みつかるまで』(02年。主演:板谷由夏、水橋研二)、『蜘蛛の国の女王』(09年)など、インディペンデントで制作を再開。

短編『アナボウ』(10年)は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭のコンペティション部門にノミネートされた。